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論文

Analysis of the (N,xN') reactions by quantum molecular dynamics plus statistical decay model

仁井田 浩二*; 千葉 敏; 丸山 敏毅; 丸山 智幸*; 高田 弘; 深堀 智生; 中原 康明; 岩本 昭

Physical Review C, 52(5), p.2620 - 2635, 1995/11

 被引用回数:347 パーセンタイル:99.54(Physics, Nuclear)

QMD(量子分子動力学)と統計模型の結合により、様々な核反応を統一的に記述する模型を提案する。この模型の基礎的定式と、核子入射核反応の計算結果が報告される。この模型により、入射エネルギーが100MeVから3GeVの(N,xN')型の核反応が、一定のパラメータセットを用いて非常に良く再現される。複合核反応、前平衡反応、スポーレーション反応の3つが、この模型により統一的に記述できる。

論文

Isomeric yield ratios in proton, $$^{3}$$He-, and $$alpha$$-particle-induced reactions on $$^{197}$$Au

永目 諭一郎; 末木 啓介*; 馬場 澄子*; 中原 弘道*

Physical Review C, 41(3), p.889 - 897, 1990/03

 被引用回数:32 パーセンタイル:84.91(Physics, Nuclear)

$$^{197}$$Auをターゲットとして、陽子、ヘリウム-3、$$alpha$$粒子誘起反応を、生成物の励起関数、反跳飛程、核異性体生成断面積比を測定して調べた。中性子放出だけを伴う(particle,xn)反応では、複合核を経由する反応の特徴を示した。一方荷電粒子(陽子、$$alpha$$粒子等)放出を伴う反応では、直接反応の寄与が大きいことがわかった。また、$$^{197}$$Au(p,pn)$$^{196}$$Au$$^{m,g}$$反応では、高スピン状態にある生成物$$^{196}$$Au$$^{m}$$と低スピン状態の$$^{196}$$Au$$^{g}$$との間に生成機構に顕著な差が見られた。($$^{3}$$He,2p)反応では、一段階の一中性子移行反応の典型的な特徴を示していた。実験データと統計モデルの計算との比較の結果、(particle,xn)反応に関してはよい一致が見られた。また、複合核経由の反応について、複合核のスピン分布から核異性体生成断面積比を予測する。半経験的方法を提案した。

口頭

中性子透過実験を用いた時間反転対称性の破れにおける到達可能な探索感度

中部 倫太郎*; 遠藤 駿典; 藤岡 宏之*; 井出 郁央*; 猪野 隆*; 河村 しほり*; 北口 雅暁*; 小林 龍珠*; 奥 隆之; 奥平 琢也*; et al.

no journal, , 

低エネルギー中性子と原子核の反応では、複合核共鳴を経由することにより大きな空間反転対称性の破れが観測されている実験事実がある。それと同様の機構が働くならば、時間反転対称性の破れが高感度に探索できる可能性がある。入射中性子エネルギー0.75eVのp波共鳴に対して大きな空間反転対称性の破れが観測されている$$^{139}$$Laを標的とした、中性子透過実験による時間反転対称性の破れの到達可能な探索感度について報告する。

口頭

J-PARCにおける核データ測定; 共鳴のスピンの決定手法の確立

遠藤 駿典; 河村 しほり*

no journal, , 

共鳴パラメータの一つであるスピンは、核反応を理解する上で重要なパラメータであるが、その測定は困難である場合が多い。したがって共鳴パラメータ等をまとめている核データライブラリに掲載された値は、ランダムに割り振られた推定値であり、正確性に欠ける場合がある。本研究ではJ-PARC MLFの中性子ビームを用い、複数の手法に基づく測定を実施し、効率的に共鳴のスピンを決定する体制の構築を目指している。特にMLFのANNRIにおいて、ガンマ線円偏光を測定する手法及び、低エネルギーガンマ線の強度を用いる手法について測定、原理検証の研究を進めている。円偏光測定については、測定装置を新たに開発し、2023年1月に硫黄の中性子捕獲反応により生じるガンマ線の円偏光度の測定に初めて成功した。またTa-181, Hf-177などの核種に対して、ANNRIにて低エネルギーガンマ線の測定を行い、いくつかの共鳴のスピンの推定にも成功した。本講演ではこれらの測定の現状並びに、今後の展望について報告する。

口頭

中性子捕獲反応における空間反転対称性の破れ測定

Snow, W. M.*; Auton, C.*; 遠藤 駿典; 藤岡 宏之*; 井出 郁央*; 猪野 隆*; 後藤 優*; 河村 しほり*; 北口 雅暁*; 小林 龍珠*; et al.

no journal, , 

本研究では(n,$$gamma$$)チャネルを通るparity-oddな断面積を測定する技術を使用して、いくつかの重い原子核における新しいp波共鳴を探索することを目指している。これらのいずれかの原子核において、大きなparity violationが発見されれば、NOPTREX collaborationによる偏極中性子-偏極原子核の透過測定 における時間反転対称性の破れ探索計画の新たな候補となる可能性がある。この情報は、重い原子核におけるparity oddな混合に関する既存の理論をテストするのにも役立つ。本研究では質量数が$$140<A<180$$の核のうちスピンがゼロでない約15個の原子核において新しいp波共鳴、並びにparity violationの存在を探すことを目的としている。近年J-PARCにおいて開発された偏極中性子生成デバイス、Heスピンフィルタを用いた高い偏極率を持つ中性子、及びMLF・BL04のGe検出器群を用い、高感度なparity violationの探索が可能となっている。本年は測定のテストとして、すでに大きなparity violationの存在が知られているLa-139の0.75eV共鳴での測定を行い、先行研究と一致する10%程度の有意なparity violationを得た。さらに目的とする$$140<A<180$$のうちの一部の原子核の中性子捕獲反応の測定を行なったとともに、2024年3月にはこれら核のparity violationの最初の測定を予定している。本発表ではNOPTREXをはじめとしたプロジェクトの概要、並びに最新の成果と今後の展望について発表する。

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